« 八ヶ岳の主峰 赤岳へ -6- | トップページ | 低燃費少女ハイジ -第4話- »

2009年9月30日 (水)

八ヶ岳の主峰 赤岳へ -最終章-

  

   ここまでのレポはこちらから♪

             ザレて歩き難い文三郎道を下る

          Dscn1565_convert_20090928092326

               ジャリッジャリッ・・・ズズズ・・・

         鎖を片手に歩いても、滑るものは滑るのである・・・

いやいや、ホント。本当に歩き難い。

下を向いて、怖さを感じる箇所はないけれど

このザレ場は転ばない方がおかしいくらいだ。

写真を撮りながらゆっくり歩く。
歩き続けていると、そのままズリッと尻もちをついてしまいそうで
止まったり、歩いたりの繰り返しが丁度良い位だ。

Dscn1573_convert_20090928092908

 紅葉した姿のイワカガミ

まるでこれから花が咲くの?と思えるほどの表情である。

Dscn1572_convert_20090928092830

中岳方面。阿弥陀岳はすっかりガスの中。
ガスが切れなければ、暗くなるのも早い・・・

時間が気になるな~
文三郎を下り始めたのが14時40分。
行者小屋までは約1時間半ほどかかる。

さらに行者小屋から美濃戸山荘までも標準CTで1時間40分の道のりだ。

さらにさらに、我が家が車を止めたのは八ヶ岳山荘の前のparking
どう考えても明るい内には車まで戻れない・・・sweat01

出来るだけ急ごう。

文三郎道へ下り始めて20分弱で階段が始まる。

Dscn1574_convert_20090928092943

下りた階段を振り返って見たところ。

ザレ場を歩くより、断然歩きやすい。
ただ、この鉄の網階段?
踏み板(足を置く所)の傾斜がすごーく強いのだ。

谷側が凄く上がっているから下へ落ちる心配はないけれど
足はちょっと置き難い・・・sweat01
う~~ん、上手く説明出来ない・・・

階段は次々と現れてくる。

Dscn1575_convert_20090928093028

9月2日に鉄階段を一部リニューアルして、木板を新しく貼って綺麗になった階段。これがとても歩きやすい。

Dscn1577_convert_20090928093404

下りてる途中にこんな樹を発見。

葉の部分が、風になびくたてがみの様である。

伝説の馬が、颯爽と稜線を駆け巡っているよう。

と・・・空想の世界へどっぷり入る私・・・

Dscn1579_convert_20090928093529

長~い長~い階段を下りて

Dscn1580_convert_20090928093610

最後の梯子を下りれば

Dscn1581_convert_20090928093653

あとは樹林帯の中を下りて行くだけ。

中岳と文三郎尾根への分岐から約40分程で樹林帯の中へ。

Dscn1584_convert_20090928093815

あとはひたすら下るのみだ。

分岐から約1時間で行者小屋へ到着。

意外と早かったーdash

【 行者小屋 16:43 】

Dscn1585_convert_20090928094033

本当は赤岳鉱泉へ周り、北沢を歩きたいところだったが

余りにも時間が遅すぎるので、来た道の南沢を下っていく。

行者小屋では水分補給だけして腰を上げる。
やっとここまで下りてきて、夫のゲンナリ状態も治ったようだ。

ヨカッタヨカッタhappy02

行きは気づかなかったけれど、行者小屋から下りるとすぐに

Dscn1586_convert_20090928094115

ヘリポート発見!

さほど感動も無く、「へぇぇ~~~」って感じで通り過ぎる。

無感動は疲れのなせる業だろう。

ここから美濃戸山荘までが長いんだな・・・

Dscn1587_convert_20090928094154

写真を撮る気力もだんだんなくなってきてる頃。

とにかく歩く・・・歩く・・・歩く・・・

日が落ちるまでには樹林帯を抜けて美濃戸に着きたい。

Dscn1588_convert_20090928094235

行者小屋から美濃戸山荘までで撮った写真は

上の3枚だけ。

一心不乱に歩みを進めていたかがよくわかるでしょ?(;´Д`A ```

途中2回休憩を入れ、何組かのパーティーを抜かし、美濃戸山荘まであと5分の1位のところだったろうか?

5人程のパーティーを抜かす際

「こんにちはーー」

と挨拶をすると

「すみません、行きもこちらを通られましたか?」

「はい。通りましたよ」

「あと、どれ位なんでしょう?中々先が見えなくて・・・」

「あと5分の1位かなぁ?もうすぐですよ。ここ、長くて嫌になっちゃいますよね^^」

と言うと

「はい・・・_| ̄|○」

とドヨンとされてました。

あの方達、明るい内に樹林帯抜けたかな?

朝陽を背に受けながら、昼間の高い太陽を浴びながらなら良いけれど

いつ沈んでしまうかわからない夕陽に向かって歩く南沢。

結構、精神的に辛いのです。

周りを楽しむ余裕なんてないし、

これは計画が悪かっただけなんだけども

当たり前過ぎて言うのも恥ずかしいけど

明るい内に下山しよう~sun

って感じだ。

今後我が家の標語にしよう。

南側の沢に寄り添うように歩くようになり、
数回渡渉すればもうすぐ美濃戸山荘だ。

【 美濃戸山荘着  17:31 】

Dscn1589_convert_20090928094316

この時の感動ったらなかった。

あぁ・・・やっと着いた・・・

と安心した一コマである。

写真の中央左に見える明るいもの。

夕陽だ・・・

ここまで明るい内に戻れてよかったぁ・・・。

が、しかし

我が家の終点はまだ先だ。

これからまだ50分の道のりを歩かなければ・・・

と、その前に赤岳山荘の前を通り過ぎる時に気になったソフトクリーム。

「すみませーん!ソフトクリームありますかー?」

「売るほどあるよ~~~」

「くださーーい!」

「ただじゃあげられないなぁ~~( ̄▽ ̄)」

「えーーっ?じゃー買いまーすnote

何て楽しい会話を山荘のおじさんと交わす。
こんな些細な会話で気持ちも和むってもんだ。
これでかなり元気が湧いてきた。

ソフトクリームを食べながら歩き出す。
食べてる間に日が暮れちゃったけど
甘い物を食べると気力も戻ってくるから不思議だ。

ま。それも20分と持たないんだけども・・・(笑)

美濃戸山荘から約45分。駐車場に到着!

駐車場に着いた頃、辺りは当然ながら真っ暗。

朝ここを期待と不安を胸に出発し、

18時21分、ヘロヘロどろどろな状態で
でも沢山の感動と感激を持って無事到着。

Img_3073_convert_20090926141905

「よく歩いたなぁ~~歩いたね~~頑張ったよね~」

まるで独り言のように呟く。

こうして約13時間にも及ぶ感動興奮の赤岳山行は無事に幕を閉じたのである。

あ~~たのしかった♪

おしまい。

※ 毎度ながら上手くまとめられず、自分で驚くほど長いレポになってしまいました。

ここまでお付き合い頂いた皆様、とっても嬉しかったです。

ありがとうございました<(_ _)>

|

« 八ヶ岳の主峰 赤岳へ -6- | トップページ | 低燃費少女ハイジ -第4話- »

山登り」カテゴリの記事

コメント

かわみんさん、こんばんは。

赤岳、日帰り山行、お疲れ様でした。
13時間、がんばりましたねー。

かわみんさんの明るさが、きつい歩きも楽しくしたんですね。
すばらしいですっ!!
私が、いい子、いい子、してあげますっ。 ナデナデ。paper

これからは本格的な秋山ですね。
日暮れも早くなりますから、行動時間に注意しなくちゃですね。

秋山、楽しみましょうね。happy01

投稿: ヒサ | 2009年10月 1日 (木) 20時21分

mapleヒサさ~~ん、こんばんは~☆ミ


ナデナデありがとうございますhappy02嬉しいデス!

ヒサさんの仰る通りなんです。
「秋の日はつるべ落とし」・・・って言うけれど
びっくりするくらい陽が落ちるの早いですよね。
下山中も楽しみたいのに、
楽しむどころか歩くのが義務のようになってしまうし・・・
時間には余裕を持たないと、何かあった場合
大事になりますよね。
しかも・・・暗くなったら危険が何倍にもなるし。
いや、ほんとに。。。反省してます。
いつでも無事に帰れる保障はない訳で
リスクを負わないのにこしたことないですもんね。
気をつけて計画立てますデス


今回、駐車場に戻る時には日が落ちてるだろうって予測して
出発したんですけども
で、ヘッデンは必須アイテムなのでザックに入れて完璧!と思ったのに、

駐車場で準備をしてる時に、何かをザックから出す際、
どうやら出してしまってそのまま車の中に・・・

予備電池はザックにあるが、本体は無し・・・
って悲しい事態に唖然としましたsweat02
夫が一つ持ってたので良かったですけども・・・。

毎回反省ばかりの山行デス・・・

次回は余裕を持って下山も楽しんで歩きます!

あ?縞枯山の時も同じような反省した気が・・・sweat02

投稿: かわみん | 2009年10月 1日 (木) 21時09分

こんばんは。かわみんさん♪
全部通して拝見しました。でも凄いと思います!
日帰り赤岳。R太郎君も本当によく頑張りました!
で、確かにここは地蔵を下るのはかなり勇気が要りますよね。
でも文三郎も怖いです。私、記憶では分岐までの間も
なんどもスパイダーマンになった記憶です。そして
分岐からの階段もたしかになんというか微妙な。。。
感覚なんですよね グニャっというなんとも不安定な
鉄網の階段。登りでも苦労した記憶が。。。

13時間に及ぶ時間でも帰って来たら沢山の素敵な思いでが
数百時間以上になるはずです♪本当に本当におつかれさまでした!
そして、本当にみなさんとっても頑張りました!!!

かわみんさんファミリーの皆さんがこれから他のお山に
登った際に八ヶ岳を見てあの山頂はああだったね♪という会話で
盛り上がる事まちがいなしです!

素敵なレポ本当にありがとうございました♪今の私には。。。
日帰りは無理だろうな。。。 

投稿: アフー | 2009年10月 2日 (金) 20時04分

mapleアフーさ~~~ん♪(*´∇`)ノ こんばんは~


わーい!訪問、ありがとうございまーす!嬉しいデスnote


アフーさんは文三郎を登って、地蔵を下ったんですよね~?
地蔵を下れる人はもう尊敬しますっ!!
上から見た時、ほ~~っんとに怖かったデスもん!!
地蔵尾根を登りきった時、本当にもう登るの嫌になっちゃったんですけど
ブログにも書きましたけど、
同じ所を下るくらいなら登る方がマシ!!
って思いで山頂まで登ったくらいだったのです~
ホントに怖かったーっsweat02

で、文三郎でスパイダーマン!!(笑)
わかります、わかります~!
登りだったらなっちゃいますよね?絶対!^^
私は下りだったので、どちらかと言えば
「牛に引きずられる闘牛士」状態でした(笑)
ブログには「尻もちつきそう」って書いちゃったけど
本当は「尻もちつきました^^;;」
しかも、鎖掴んだままゴロン~dash
なんか
笑っちゃいましたけど♪


そうそう、それとアノ鉄網階段!
足を置いた瞬間の感触がヘンテコですよね~?
アフーさんも同じように思ってて嬉しいーなー^^
ちょっとトランポリン的な・・・跳ねはしないけど
グニャっていうかウニョって言うか、不思議な感触ですよね(笑)

でも、途中 何箇所か木板が新しく貼られていて
歩きやすい所もありましたよん。
雪のつきはじめと雪の終わりの季節は、ちょっと怖いのかも?
と思ってしまいましたけども
今の季節にはグーでした。


13時間、長かったですけど本当に楽しかったです。
本当は、私は1泊したいー!って夫に言ったのですけど
意見が合わず、今回は無理やりの日帰りに・・・
日帰りと言っても、美濃戸口から10分ちょっとの所に
BCしてたので自宅まで帰った訳ではないから
正確には「プチ日帰り」なのかな?happy01

でも、せっかくの赤岳。
やっぱり1泊して、南のヤツを満喫したかったな~と思いました。
本当にいいところだった~~shine

R太郎も(うちの夫は又しても高山病でしてsweat01
赤岳登頂にすごーく感動してて
今までにない達成感に感激しまくってました♪

山って本当にいいですよね。
毎回違った感動を与えてくれるなんて
他にはそうそうないですもん。

来年の夏は、蝶ヶ岳のレポ書いちゃいますよー
アフーさんの足跡を辿りにいきまーす!
って、まだ先ですね♪


あ!今日はファンキーフライデーですね^^
アフーさんは週末はお山ですか?
素敵な週末を送れます様に~~heart02

コメントとっても嬉しかったです♪
ありがとうございましたhappy02

投稿: かわみん | 2009年10月 2日 (金) 21時54分

かわみんさ~ん(◎´∀`)ノ
こちらでは、はじめまして・・・やったかな?
赤岳登頂おめでとうございますo(*^▽^*)o
日帰りですかァ、がんばらはりましたナヽ(´▽`)/

かわみんさんのレポを見せていただいてると、
私もココを登ったんやなぁと言ううれしさが、
今更ながらこみ上げてきました(*゚ー゚*)
そして、私が登ってからそんなに日にちが経ってへんのに、
早くも秋の気配やったんですね~w(゚o゚)w

本文中に「赤岩の頭」が出て来たのですが・・・
もしかしてかわみんさんも赤岩の頭から、赤岳を見て、
あちらに行ってみたいなぁと思ってはったんでしょうか?
私もあそこから見た赤岳に恋してしまいました(*v.v)。

下界でも一気に秋になって来ましたね・・・
そしてしばらくお天気が悪そうですなァ(;д;)
そしてダブル台風が来る・・・のか?
かわみんさんの秋山レポを見せていただくのを、
楽しみにしています。

赤岳登頂、ほんまにおめでとうございます(v^ー゜)ヤッタネ!!

投稿: ぽてと。 | 2009年10月 4日 (日) 22時56分

mapleほてと。さ~~ん!
おはようございます!

そして、訪問&コメントありがとうございます♪
と~~っても嬉しいデス!!

>私もココを登ったんやなぁと言ううれしさが、
今更ながらこみ上げてきました

私は逆に、地蔵尾根を登っている時
『お~~っ!ここはぽてと。さんのレポで出てたところだ!』
って、写真と同じ場所にいるってことを
妙に興奮&感激しながら登ってました~~ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ

『自分が登れない所だと思ってた所にいる。。。(´;ω;`)ウウ・・・』
と言う感動ものでした。^^
ぽてと。さんもそうだったですか?

思い返してみると、ぽてと。さんと全く同じコースを辿ってたんです!
これはやはり高所恐怖症の辿る道なのかしらーー?
克服&修行の道です!(笑)

>私が登ってからそんなに日にちが経ってへんのに、
早くも秋の気配やったんですね

そうそう!私も思いました。
まさか、葉っぱが色づいてるとは思ってなかったので
とっても嬉しい誤算でしたよ~♪
山の秋は、ほ~~んとに駆け足でやってくるんですね~
なんだか、次お山へ行く時は、既に冬の匂いだったらどうしよ~(;;;´Д`)

>赤岩の頭から、赤岳を見て、
あちらに行ってみたいなぁと思ってはったんでしょうか?

アタリ~~!
ブログの中にも書きましたけど、赤岩の頭から見る赤岳に
物凄~~く憧れてましたshine
絶対自分は登れないと思っていたから
余計、想いが募ったのかも??って思います。^^
赤岩の頭から見る、八ヶ岳って、
ほ~~んとにカッコいいですよねぇ~~~?
アレ見て惚れない人は居ない!・・・と思う( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ


ぽてと。さんは私と同じ高所恐怖症なので
レポがとっても参考になって、すごーく助かりました。
♪♪(〃 ̄∀ ̄)八(  ̄∀ ̄ )八( ̄∀ ̄〃)♪♪仲間だぁ~

秋山はどこへ行かれる予定ですか?
高所の中継レポ(ナイ?笑)、楽しみにしてますnote
ブログにも図々しくちょいちょいお邪魔させて頂きますので
又どうぞよろしくお願いしまーす

投稿: かわみん | 2009年10月 5日 (月) 09時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/538400/46351755

この記事へのトラックバック一覧です: 八ヶ岳の主峰 赤岳へ -最終章-:

« 八ヶ岳の主峰 赤岳へ -6- | トップページ | 低燃費少女ハイジ -第4話- »